バーバーの整髪料といえば。

2025.08.15

こんにちは、クオンヒール淀屋橋店の岩井です。

今回のテーマはバーバーブームと共に日本で再びブームとなったスタイリング剤ポマードについてです。

ポマードの歴史を簡潔にまとめます。

起源(18世紀〜19世紀)
– ポマードの語源はフランス語の「pommade」(軟膏)で、元々はリンゴ(pomme)に由来する脂肪ベースの軟膏を指した。
– 18世紀ヨーロッパで、髪や肌の保湿剤として使用開始。動物性脂肪(ラードやクマの脂)と香料を混ぜたものが一般的。
– 貴族や上流階級がウィッグや髪を整えるために使用。特に男性のヘアスタイリングに普及。

19世紀後半〜20世紀初頭
– 工業化に伴い、石油由来のワセリンやミネラルオイルを使用したポマードが登場。より安定した製品に進化。
– 1900年代初頭、アメリカでポマードが大衆化。バーバーショップ文化の隆盛とともに、男性のヘアスタイリング剤として定着。
– この時期、クラシックなポンパドールやオールバックスタイルが流行し、ポマードは必須アイテムに。

20世紀中盤(1920年代〜1950年代)
– ハリウッドやロカビリー文化の影響で、ポマードは「グリース」とほぼ同義に。強いツヤとホールド力でリーゼントスタイルを支えた。
– ブランド例:Murray’sやBrylcreemが人気を博す。油性ポマードが主流で、ヴィンテージな男らしさを象徴。

1970年代〜1990年代
– ヘアスプレーやジェルの台頭でポマードの人気は一時低迷。より軽い質感のスタイリング剤が好まれる。
– しかし、サブカルチャー(パンカビリーやロックンロール愛好者)ではポマードが根強い支持を維持。

2000年代〜現在
– レトロスタイルの復興でポマードが再注目。特にバーバー文化やクラシックメンズグルーミングのブームで人気急上昇。
– 水性ポマードが登場し、洗い落としやすさと使い勝手の良さで主流に。油性ポマードは伝統派やヴィンテージ愛好者に支持される。
– 現代では、Suavecito、Layrite、Reuzelなど新しいブランドが市場を牽引。天然成分やヴィーガン対応の製品も増加。

文化的影響
– ポマードは単なる整髪料を超え、男らしさやクラシックスタイルの象徴として、映画(『グリース』や『アウトサイダー』)、音楽、ファッションに影響。
– 現在もバーバーショップやメンズグルーミング文化の中心的存在。

ポマードは時代と共に進化し、現代では多様な髪型やニーズに対応する万能なスタイリング剤として愛されています。

 

ポマードまだ使った事ない方は是非挑戦してみてください。

くれぐれも油性は使わないように、、、

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